
「和型墓石から洋型棹石に変わった経緯」
30年以上前は右も左を見てもお墓の形状は全て和型のお墓が一般的でしたが、1993年(平成5
年)に太平洋を震源として発生したM7.5の大きな釧路沖地震で数多くのお墓が倒壊し、それ以降、
耐震・免振構造などのお墓の開発が進み、倒壊の可能性が低い洋型棹石が徐々に浸透していきました。
最近では2018年に発生した胆振東部地震はM6.7を記録しています。これにより多くのお墓が倒
壊し復旧作業で数年を要しました。被害は大きく倒壊したお墓のほとんどが和型のお墓だったと記憶
しています。これによって和型墓石から洋型墓石へと形態もかわり、現在では建立されるお墓の98
%以上が洋型棹石となっています。
洋型墓石がこれだけ浸透した他の要因として、洋型墓石は石の使用量が少なく、予算を抑えることが可
能となり、幅広い客層の支持を集めた結果と言えるかもしれません。但し、全国的に見ると地域性など
の影響によっては和型のニーズが今でも高い地域もあり限定されます。
「デザイン墓石はいつから」
「デザイン墓」の言葉が一般的に知れ渡るようになったのは1987年(昭和62年)頃からとされて
います。当時はまだまだデザイン的にも今のような斬新なものではなく、ごく簡単で一般的なものが主
流でした。1993年頃から中国から加工された石材を輸入することが急激に増加し、日本国内で広く
流通することになります。価格も抑えられ加工技術の水準も上がり、安価でデザイン性の高いお墓があ
っという間に浸透することになります。

「デザイン墓石の価格」
昨今、中国が経済大国になるのと同時に石材も高騰し続け、安価なお墓をお届けすることが非常に困難
になってきました。そう考えると一昔前のお墓の相場に戻ってもおかしくありません。特にデザイン墓
石は特殊な造形が施されており、石の造形に関しては手作業によるものが多く、別途加工費なども加算
されます。造形が難しくなるほどトータルで見ると割高になるのです。
「デザイン墓石が選ばれる理由」
ここ最近のお墓を建立される人のデザイン意向は高く、尊重性を反映したお墓を求める方が増え続けて
います。デザインを手掛けるものとしてこの30年のデザインの形態も大きく変わり、お墓を購入され
る年代層でも大きく変わりました。特にこれからの日本を担うZ世代(1990年~2012年代頃に生まれ
た世代)は特に価値観、個性を重視します。
弊社のオリジナルブランド「墓庭®」シリーズ1つとっても他の商品構成と異なりモダン要素を高く取
り入れられた商品です。アートガラスなどを用いることにより、付加価値も深まり、独自性が特に高い
ものに仕上がっています。購入された方の割合を見てもデザインに惹かれお墓を購入されるケースが顕
著に増えていることから、まだまだ可能性を秘めてると思います。
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