台湾有事で混乱する石材市場
ここ最近、緊迫したイラン情勢のニュースを見て次は「台湾有事」という言葉がつい頭をよぎってしま
います。新型コロナウィルスの感染拡大が報告された2021年に当時の米海軍インド太平洋軍司令官
デービッドソンが「2027年台湾有事説」を伝えました。

万が一でも台湾有事が勃発するようなことがあれば今後、石材輸入にも支障をきたしお墓を仕入れする
ことは非常に困難になってしまいます。現在、日本で建立されるお墓の80%が中国から輸入されてい
るものです。金額が上がるだけではなく、それ以前にお墓を建てることすら出来なくなってしまうので
す。他の第三国にお願いすれば良いのでは?と考える方がおられると思いますが、そんなに簡単なもの
ではありません。
技術、精度全てにおいて問題も多く、現在の中国に引けを取るのです。今まで中国に依存してきた石材
業界だけに急速な方向展開が出来ません。日本の石材店は約15000社ほど存在するとされていま
す。その多くが路頭に迷うことになる危険性があるのです。
中東情勢の悪化によりホルムズ海峡を封鎖され、原油が運ばれないことから様々な業種が困っていま
す。先日、ナフサ不足でTOTOから始まり、LIXIL、Panasonicなど、ユニットバスに使われているコー
ティング材に欠かせない有機溶剤の原料不足で注文受注を停止したニュースを見ました。
これって・・・台湾有事に入ってしまったら他人事の話で済みません! 明日は我が身・・・・?。
石材に限った話でなく中国との貿易商社など全てに影響することです。
アメリカがイランを攻撃したことにより台湾有事を抑止させ未然に防ぐ意味合いもあったかもしれませ
ん。いずれば現実問題として向き合う時期が来ると思いますが、
回避できるよう切に願うばかりです。
