墓じまいとは?

「墓じまい」とは?

「墓じまい」は、ご先祖や親族が眠るお墓を整理、解体撤去することで、管理や維持、承継される墓守が途絶えることで負担を軽減するための行いとされています。

「墓じまい」が行われるようになった背景は「跡継ぎがいない」、「跡継ぎがいても遠方におり、なかなかお墓参りに行けない」、「お墓の管理に責任が持てない」などの理由から「墓じまい」を選択されるケースが増えています。

「墓じまい」という言葉はいつから?

朝日新聞が実施した調査で「墓じまい」という造語は、2010年に最初に使用されたと確認されています。一般的には2014年頃からその使用例が多く見受けられます。

「墓じまい」の正しい対処法とは?

遺骨を無断で遺棄・埋葬することは法律で禁じられています。これから「墓じまい」を検討されてる方へ対処法をご案内します。

① 家族・親族との事前の話し合いをした上で意見を共有する必要があります。

② 遺骨の供養方法を検討し選択します。(永代供養墓・樹木葬・合祀など)

③ 寺院・霊園へ相談 埋蔵証明書や改葬許可申請に必要な書類を確認します。

④ 石材店に依頼 お墓の撤去・更地返還など信頼できる業者を選ぶ必要があります。

⑤ 行政(役所)に「改葬許可申請」を届け出し手続きします。

  申請される方が遠方におられる場合は、代理として石材店などに委任することも可能です。

⑥ 遺骨を取り出します 閉眼供養(魂抜き)をお寺に依頼し法要を執り行います。

⑦ 既存のお墓の解体・更地返還

⑧ 遺骨を新しい供養先に納め、改葬が完了となります。

「墓じまい」が増えた理由

生前にお墓や葬儀などの準備を整える人が増え、終活に関心を持ち注目される人が増えたことによります。また、少子高齢化や核家族化など後継者不足などによる原因もあり、「墓じまい」の流れを急激に加速し、多くの人が共有する問題となっています。

かつては生まれた土地で生涯を終えることが一般的でしたが、現在は地方など社会構造の変化、文化的土壌が若者にとって地元に残ることを難しくさせ、若者を定着させることが厳しくなっています。お墓の継承者も不在となり、維持管理が難しく、「墓じまい」を選択する人が増えることはやむを得ないことと理解されてます。


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